苔玉とガーデニング 

沖縄の植物や自然素材で、癒やしを提案します。

ミニ盆栽の肥料と炭素循環農法

障子の前のかわいい盆栽 

 

ミニ盆栽の育て方で、

肥料って結構分かりづらいですよね?

そこで、今回は肥料について色々説明していきます。

 

 

 

肥料とは

簡単に言うと

土に施す植物を元気にするものです。

 

固形肥料・・・カリントウのお菓子みたいな形。

これは、高級ですが良い肥料です。

 

液体肥料・・・液体に肥料分が溶け込んでいる形。

       水で規定倍率に薄め使用します。

 

種類

化学物質と有機物質で生成されたものに大別されます。 

 

化学物質(無機)・・・化学的に生成されている。

 

有機物質・・・自然の物質で生成されている。

       鶏糞、牛糞、油かす、石灰など。

     

      

     こちらは油かすです。

         ↓

 

 

成分

各元素により植物への効果があります。 

 

肥料内の元素

 

主要3元素が主な肥料の構成元素です。

その他、その他の栄養を補うための微量元素があり、

こちらは、肥料内に入っているものと、

微量元素のみの肥料があります。

 

N(窒素)・・・葉っぱの形成に役立つ。  

レッドソレル(タデ科)の写真

 

P(リン)・・・花、実の形成に役立つ。

リフレクションする開花した睡蓮

 

K(カリウム)・・・根っこの形成に役立つ。

木の根と秋の落ち葉

 

微量元素

いわゆるミネラルと呼ばれる元素。

たくさんは必要としないが、必要なものです。

 

その中で特に必要とする元素

Ca(カルシウム)、Mg(マグネシウム)、S(硫黄)

 

ちょっと必要なもの

Fe(鉄)、Mn(マンガン)、B(ホウ素)、Zn(亜鉛)、Mo(モリブデン)、Cu(銅)、

Cl(塩素)、Ni(ニッケル)、Si(ケイ素)、Na(ナトリウム)、Co(コバルト)

 

時間による利き方の分類

即効性(すぐに効く)と緩効性(緩やかに効く)に分けれます。

 

その他

肥料ではないが、よく使用するものも書いておきます。

 

メネデール・・・活力剤。

よく弱った時に与えています。

 

リキダス・・・微量元素を補う栄養剤。

 

肥料のタイミング

沖縄の場合。

4月〜12月まではほぼ夏なので、

置肥(鉢の土上に置く)し、

その効き方を見ながら追肥(追加で肥料を与える)を、

固形肥料と液肥で調整すると良いです。

 

梅雨の時期は6月頃、9月前後も雨が多いです。

この時期は、

肥料を与えない方が間延びを防げます。

 

また

沖縄は

6月〜10月が晴れが多く、     

11 月〜5月が曇りが多いので、

前者の時期は、

肥料焼けに注意して肥料を与えると良いでしょう。

 

その他、植物を植える時は、

元肥(土に肥料を混ぜ込むこと)を入れます。

 

 

植え替えしたばかりの植物は、

肥料をやるのをやめましょう。

枯れてしまいます。

根付いてから肥料を与えます。

 

ハーブの寄せ植え

 

これが一般的な肥料の基本的なことです。

 

しかし!!!

 

炭素循環農法をかじってからは

これが全て覆されました!!!

これは、野菜における農法なのですが、

自分なりに簡単に説明すると、

キノコ, ストロー, 糞, 馬糞, 画面菌, 植物, 自然, 肥料, ディスク菌

キノコ菌を増やした土壌を作ると、

菌の作用により、

野菜が、

自らN(窒素)P(リン)K(カリウム)を

土壌中と空気中から取り入れて育つと言うものです。

 

肥料がいらない!!のです!!!

 

害虫が付くのはN(窒素)過多だからです。

その窒素を土壌から抜いて、窒素固定により、

植物が、窒素を補うサイクルを作るのです。

 

農薬も不要になります。

 

 

この方法を

ミニ盆栽に活用できないかを

現在も模索中です。

 

山の木々を見ていれば、

できないことはなさそうです。

 

ずっと

これは

自分の命題となっているので、

早く試してみますね!!!

 

ありがとうございます。